NO.07 解雇無効請求被告事件
<事案>
65歳で定年になった従業員に退職をお願いしたところ、退職が無効である旨を述べ、合意に至らず、従業員側から、使用者側に対して地位の確認の労働審判を申し立ててきた事案です。
<解決に至るまで>
従業員の真意はどこにあるのかが問題で、一般的には、以前の職場に復帰するということは困難なことが多いので、まとまった金銭を支払うことで解決するという方法がとられることが多いが、今回は、真に職場復帰したいという意志が強い従業員の思いもあり、復帰が可能かという点で検討することにした。
<解決ポイント>
退職が無効ということであれば、会社側が継続して給与を支払わなければならないという状態にあり、早期解決が望ましい事案であったので、労働審判を短い間に2回入れることで、解決に導きました。 その際には、現在の会社の状況と、復帰してからしてもらう仕事などについて、労働審判の中で、しっかりと話し合い、両者の理解を深めることにより、円満に解決することに成功しました。
- NO.17 問題社員を刑事告訴した事例
- NO.16 未払い残業代を請求されたが、減額して和解することができた事案
- NO.15 未払い残業代を請求されたが、半額して和解することができた事案
- NO.14 未払い残業代を請求されたが、大幅に減額して和解することができた事案
- NO.13 労働審判1回目において、本来の残業代から100万円減額した金額で示談を成立させた事案
- NO.12 弁護士が懲戒解雇手続を行った事件
- NO.11 未払賃金支払請求訴訟において、相手方の請求金額の半分以下の金額で示談が成立した事例
- NO.10 横領が疑われる社員に退職勧奨して退職してもらった事件
- NO.09 配置転換無効確認被告
- NO.08 解雇無効請求被告事件