NO.17 問題社員を刑事告訴した事例
<事案>
①元従業員が退職後も社用車を返還しない、 ②会社の売上金などを会社に入金しない、
③帳簿類を返却していませんでした。 また、④元従業員は家賃を滞納しており、依頼者は保証人であったことから、賃貸人から賃料の請求で訴訟を提起されていました。依頼者は、対応に困り、相談に来られました。
<結果>
①社用車②売上金については、警察に状況を確認したところ、すでに立件が不可能であることが
わかり、断念せざるをえませんでした。
③帳簿類については、たんねんに証拠類を集めて、刑事告訴しました。
④未納になっていた賃料の件は、交渉を重ねたものの、最終的に賃貸人と合意に至りませんでした。
<解決ポイント>
③帳簿類について、帳簿が存在した場所、最後に目撃した人の証言など丹念に証拠を収集し、刑事告訴をすることができました。
社員が会社の所有物を持ち去るなどの場合、横領罪、窃盗罪が成立する可能性があります。お困りの方は、一度、弁護士までご相談下さい。