NO.15 未払い残業代を請求されたが、半額して和解することができた事案
<事案>
未払い残業代の請求について、相手方弁護士から内容証明郵便で請求された事案。自身での対応は困難と考え、ご相談に来られた。
<解決に至るまで>
相手方の請求金額は161万円程であったところ、交渉により80万円を支払うことで示談が成立した。
<解決ポイント>
本件では、相手方との間で退職合意がしたか否かが争点となった。しかし、資料は十分に作成されておらず、労使間の力の差異に鑑みて、労働審判や訴訟になった場合には厳しい結果が見込まれた。
依頼者と協議の上、一定金額の支払いはやむなしとして早期解決をご希望になり、粘り強く減額を交渉したところ、当初の請求額からから半額以下まで大幅に減額して和解することができた。